2011/10/15

シーパンドーンへ

15日はラオス最南部、シーパンドーンに向かいました。

シーパンドーンは4000の島という意味で、名前通りメコン川の中にたくさんの島が集まるところの名称です。メコンの向こうはカンボジアです。

ピックアップもしてくれるって話でしたが、集合場所の旅行代理店は、宿から徒歩3分だったので歩いていきました。

7:50集合だったので7:40に行ったら他の旅行者は誰もいない。8:00頃に全員揃いました。この日本人と他の国の人間との感覚の違いにも慣れた…。でもやっぱり早く来ちゃう。





バンに乗り込んで出発。

東洋人は僕と、現地人が一人。他はみんな欧米人でした。今回はフランス人が多かった。





1時間ほど行ったところで車を止めて、後ろに積んであったみんなの荷物を屋根の上に移動させてる。なんで?と思っていたら、違うバンがやってきて、数人の旅行者が合流しました。





やっぱり動物は多いです。道の真ん中に牛や犬が寝そべってて、車を避けようともしません。道路は動物優先です。





船着場に到着。ここまで2時間ちょい。そしてボートに乗り換えて、コーン島というところに向かいます。

やっぱり他のバックパッカーの荷物って多いなー。右のドイツ人の彼女は、前方にもサブバッグ抱えてます。ここまでは2ヶ月の旅で、これから先どれくらい続けるかはわからないって言ってました。





ボートに乗り込んで出発。みんなそれぞれ行き先の島が違うらしく、一緒の船に乗り込んだのは、バンに乗ってた半分以下の人数でした。





ここがコーン島?と思ったら、どうやらコーン島の北側にある、デット島というところらしい。

前に座ってた二人は「あんたたちのチケットはデット島だからここで降りて」的なことを言われる。ドイツ人の彼女が「え、私もコーン島に行きたいんだけど」と言うも、ダメらしい。「どっかでトラックでも拾おうか」とか相談しながら、二人降りていきました。




そして今度こそコーン島に到着。

とりあえず現地の人に道を聞いて、現在位値を把握します。街中なら無線LANの位置情報から大体の位置は割り出せるんですが、こういうとこだと無理ですね。GPS欲しいとこですが、こうやって迷うのもまた旅だと思います。





めちゃくちゃ田舎です。なーんにもありません。













動物はいるけどね。





ぬかるみに足を取られ、靴を泥だらけにしながら、島を見てまわっていると、鉄橋のところまでやってきました。ここからデット島へ渡れますが、20kキープの入島料が必要です。





とりあえず荷物抱えたまま昼ご飯。23kキープ(221円)





水辺の席からは鉄橋が見えます。この橋はフランス植民地時代に建設されたものです。













そして今日の宿へ。ホットシャワーあり、エアコンなしのファンのみ、Wifiは向かいにあるレストランで可。70kキープ(673円)





外観はこんな感じのバンガロータイプ。この島にある宿は大体こんな感じです。でもほんとになにもないので、リゾート地ではなく、バックパッカーが一休みするためにフラリと立ち寄る場所って感じですね。


荷物の整理してたら、隣の部屋にカップルがチェックインして「Hello neighbor(こんちは、お隣りさん)」って言ってくれたりする。





ハンモックもあります。風があるから洗濯物もすぐ乾きそう。

すぐそこがメコン川だからか、めちゃくちゃ涼しいです。そんな中でハンモックに揺られながら本を読む。くつろぐわー。あまりに心地よすぎて、そのまま1時間ほど寝てしまいました。

起きると若干肌寒くて、ベッドに入ってまた寝ました。パークセーはあんなに暑かったのに、さらに南下するとこんなに涼しいなんて。

この島かなりいいです。落ち着けます。やっぱり北じゃなくて南に来て正解でした。





宿の敷地で泥遊びしてた子供。道ですれ違う子供が「サバーイディー(こんにちは)」って言いながら手を振ってくれたりもします。





晩ご飯は魚のスープと、生姜湯。ちょっと体が冷えたので、あったまるものを食べました。かなりうまい。全部で40kキープ(384円)

いろんな島があるので、それらをめぐりながら、ここで1週間くらい過ごそうと思います。

現在の予定としては
・ここでしばらくゆっくりする
・パークセーに戻る
・国際バスでタイのウボンへ
・鉄道でバンコクへ
・飛行機でインドのデリーへ
・デリーからコルカタまでゆっくり移動
・飛行機でタイのバンコクへ
・日本に帰る
こんな感じで考えているのですが、タイの洪水がどうなるかわからないので、しばらくここで様子を見ます。