2011/10/26

再びバンコクへ(後編)

ウボンからバンコクへ、後編。

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ウボン・ラーチャターニーからバンコクまで575kmの旅です。東京-大阪間よりちょっと長いくらい?





こんな田園風景の中をひたすら走ります。





単線なので、こういったところで対向の列車と待ち合わせます。あ、牛がいる。





電光掲示板なんてものはないので、車掌か添乗員が次の駅の表示を変更します。





スピーカーもないので、案内をするときは無線機を使用していました。何言ってるかはさっぱりだけど。





日も暮れて来た頃に…。





タオルケットが配られました。







そしてなんと車内食が。





デザートとドリンクも。ここまでしっかりしてるとは、ホント意外でした。





どこかの駅に着いたとき、みんな荷物置いたまま降車するので、僕も外に出てみました。

しばらくここで停車するみたいなので、売店で買い物する。





そしてまた列車は夜の闇の中をひた走ります。

♪本当は悲しいほど
誰でも知ってるけど
人は一人きりで
生まれて来る事を
人は一人きりで
帰ってゆく事を
だから淋しくなる
だから逢いたくなる
とても愛しくなる
とても大事になる♪
遊佐未森「One」より

こんな夜行列車の中では、この曲の歌詞が身に染みる。





バンコクに到着。22:55の到着予定でしたが、実際には日付変わって1時過ぎでした。





駅の前にはタクシーやトゥクトゥクがいます。タクシーに乗り込んで「カオサン」と言ったら、200バーツだと返されました。

普通にメーターで行けば距離的に100バーツもいかないと思うので、「メーターで行ってよ」と言ってみましたがダメでした。

タクシーを下りると、待ち構えていたかのようにバイクタクシーが寄って来て、「80バーツで行くよ」と言われました。

まあそれくらいならいっかと思い、交渉成立。バイクタクシーで行くことにしました。

知らない街でこんな時間に放り出されたら不安になりますが、知ってる街なら土地勘もあるし、安心感が違いますね。





カオサン(の隣の通り)に到着。洪水がすぐそこまで来てるなんて嘘であるかのような、いつも通りのカオサン。





と思ったら、そうでもないみたい。





宿は前に泊まったのと同じところにしました。エアコンあり、水シャワー、Wifiあり。300バーツ(742円)

そしてiPod TouchがWifi情報覚えてたのにも感動。自動的に接続されてました。





荷物を置いてコンビニへ行くと、こんなありさま。前はここにカップ麺がずらりと並んでました。





飲料水も同様。買い占めが起こっていることは、一応情報としては知っていましたが、実際にこの状況を見ると、ヤバさが伝わって来きます。





コンビニの前にも土嚢があるし。





こういう即席の防水壁もいたるところにあるし。マジでヤバイんだなって実感しました。

一日くらいゆっくりしようかと思ってましたが、これを見て、できるだけ早くここを離れることに決めました。