2011/10/27

空港へ退避

今日はインド行の航空券を手に入れ、その日のうちに空港へ向かいました。なぜこんなに急いだかというと、こんな顛末があったのです。





旅行代理店をまわるため、カオサンへ向かいます。みんないつも通りの生活をしています。









が、昨日も見たように、こんな防水壁を作っていたり。









少しでも高いところに、車を駐車していたり。





コンビニだけでなく、スーパーも水は売り切れでした。ちなみに気のせいかもしれませんが、水道水が薬品くさい気がします。水道水に汚水が混入するのを見越しての処置かな?

みんな洪水に備えての買い出しに来ているのか、ものすごい数の買い物客でした。ちなみに政府は27・28・31日を公休にし、現在5連休中です。





カオサン通りはいつもより人が少なかったです。やっぱり避難した人が多いみたい。呑気にカフェでビール飲んでる人もかなりいましたが。









にゃんこも呑気。





防水壁を構築中。





シャッター占めてるとこも多い。





コンビニもこんなんなってる。





旅行代理店もこんなん。



旅行代理店で、妙齢の女性客に「3ヶ月もインド行くの?」と話しかけられました。(片道、往復、両方調べてもらってたので復路日を聞いていたみたい)

その女性は南インドがよかったらしく、オススメのところやなんかを熱弁してくれました。

他の旅行代理店では、洪水から避難するための航空券を手配してる人に会ったりもしました。

ある人には「今夜洪水来るよ」と言われましたが、「いや、来ない」と言う人もおり、現地人の間でも、どうなるかは予想が分かれるところのようです。

そんなにひどいことにはならないとしても、道路が冠水した場合、空港に辿り着くのに時間がかかるのは確実です。チェックインが間に合わない、なんて事態を避けるためにも、今夜のうちにここを発ち、空港で夜を過ごすことにしました。


結局、片道の航空券を購入。バンコク~コルカタ、10:50発、12:10着。4100バーツ(約1万円)





航空券をゲットした後、空港までのミニバスを手配します。23時発。130バーツ(321円)







カフェもこんな感じでした。店員さんが僕を覚えててくれて嬉しかったり。その人の自宅は今朝、腰の部分まで水が来たのだそう。カオサンには顔なじみもできたし、思い入れがあるので、どうかみんな無事でいて欲しいです。

宿で少し仮眠を取り、シャワーを浴びてチェックアウト。





宿の路地から出たところの大通り。雨なんて降ってないから、さっきここまで水が来て、今は引いたってことか。





まあ気にしてもどうにもなりません。とりあえず腹ごしらえです。日本食が無性に食べたくなったので、日本食レストランへ。

ここのオーナーらしき人は、来る客すべてに洪水の情報を提供し、避難を勧めてました。「明日のフライトだけど、今から空港行って一晩過ごす」って言ったら、「それがいい、それがいい」って、しきりに頷いてました。





無事に空港に到着。途中の橋の路肩に、車がたくさん駐車してありました。高速道路に駐車してあるのはニュースで知ってたけど、高くなってるところなら、どこでも駐車してある感じですね。

前回はあまり見ずに去ってしまったけど、この空港すごい規模です。どの階の出入り口からも出られて、多層構造の車道に直結してる。めちゃくちゃ便利です。さすが東南アジアのハブ空港なだけある。





24時間前からチェックインできるみたいなので、この機械で航空券を取得。





通路で寝てる人、多いです。

僕もその一人になり、朝を待ちました。かなりバタバタとしてしまって、ロクに準備もできなかったけど、まあなんとかなるさー。