2011/10/09

DMZツアー(前編)

9日は、かつての激戦区をまわる、DMZツアーに行きました。





あいにく激しい雨が降ってました。





朝食付き。





バンに乗り込んで出発。東洋人は僕だけです。後で判明したのですが、残りの十数人はほとんどがドイツ人でした。





傘は宿で借りれました。雨具を持たずにどこまで行けるのか。たぶんベトナム抜ければ後はいけそうな気がします。





米軍のミサイル基地があったロックパイル。





ホーチミン・ルートの要、ダクロン橋。戦後再建されました。





前が見えねー。ガラスの曇りだけでなく、霧も濃いです。





ケサン基地にやってきました。今回のガイドさんは英語の訛りが酷い上に早口なので、聞き取れないことが多かったです。日本語ガイドのツアーもあったんだけど、そっちは89ドルで、こっちは15ドル。まあしょうがないです。だいたいの内容はわかるし。













展示されているのはもちろん当時の品々。かなり迫力あります。









写真の展示もあります。インパクトは戦争証跡博物館の方がすごかったかな。





外にはヘリが。





こっちは輸送用のヘリ?めちゃくちゃでかいです。





墜落した残骸。





近くで見るとすごい生々しいです。





戦車も。





こうやって霧の中にたたずんでいる姿を見ると、今にも動き出しそうな印象を受けます。数十年前には、この一帯で実際に動いていたということを、強く認識させてくれるのです。雨も悪くないかも。





なんだよう。





一旦街に戻って昼食。

ここで同席した人に聞いてみたら、ほとんどがドイツ人だと判明しました。でも一緒に旅行してる訳じゃないみたい。

話変わって、僕はこの旅の中で感じたことや思いついたことを、iPod Touchで書き留めているのですが、同席したドイツ人が、車の中でそれを見ていたらしく、「あの入力方法はなに?」と聞かれました。フリック入力が珍しかったみたい。

iPod Touchで実際に画面を見せながら、簡単に説明してみました。

「これが一番シンプルな日本語の文字、HIRAGANAね」
( ´ ∀ ` )「うんうん」

「だけどこれだけじゃなくて、50近い文字があるから、こうやって上下左右のフリックで、あいうえおの母音を表現するのね」
( ´ ∀ `;)「え、う…うん」

「これで入力していってもいいけど、なんか子供の文章みたいだから、こうやって…」
(;´Д`)「ちょ…待っ…」

「KANJI…中国文字に変換する」
(゚д゚)「……」

「…アルファベットで入力もできるよ?」
(*゚▽゚*)「それ!それがいい!」

周りで見てた人も、漢字に変換するところで一気にわからなくなったみたい。表音文字しか持たない言語圏の人からすると「なんでわざわざ文字を変えるの?」って感じなのかなあ。

日本語というものを改めて考えさせられる会話で、結構面白かったです。

それから「そんなに英語話せるんだったらヨーロッパにも来なよ。楽しいよ」とか言われて嬉しかったり。

こんな体当たり英語でも結構いけるもんだなあと思いました。

後半へ続く。