2011/11/15

無限ループのダンジョン

朝起きても、特に体調に問題なし。熱もないし、腹も壊してない。ガンガー入っても全然いけるやん。





早朝から散歩。









そして日の出前のガートへ。





メインガートはやっぱり朝から賑わってる。






朝はまだ肌寒いのに、さすが現地の人は違う。





座ってると、やっぱりいろんな人に話しかけられる。怪しい人、そうでもない人。





隣に座ってた人が、チャイ奢ってくれたりもする。





ネックレス売りの兄ちゃん。最初は世間話だったけど、やっぱり後の方で「何か買ってくれよ」と言ってきました。

会話がクソ面白かったので買ってもいいかなと思い、ポケットをまさぐってみたら、30ルピーしか入ってませんでした。

「これしか持ってねえ」とか言いながら出したら、「もういいよそれでー」とかブツブツ言いながらも売ってくれました。最初150ルピーとか言ってたのはなんだったんだよw

でもこれ結構使えるかも。財布とは別のポケットに小銭入れておいて、「これしか持ってねえ」って言うの。できればちくわを忍ばせておいて、「ちくわしか持ってねえ」ってやりたいけど、インドでちくわは入手困難なので諦めます。





白檀のネックレス。いい香りがします。まあ確かに30ルピー(45円)くらいだよねこれ。





そして今日もまた日は昇る。





洗濯する人達。





この子供達は何やってるの?





近くにいた人に英語通じたので聞いてみたら、川底のコインを磁石で拾ってるんだとか。ゴーグルして潜った方が早くないか?w





そしてこの先は火葬場。今回は南へ向かって歩いているので、以前来たところとは別の火葬場です。少しこじんまりしてて、人も少ない。こんな朝早くからでも、遺体は運び込まれていました。

地面の灰をザルに集めてガンガーに流してる人がいたので「やっぱりあれガンガーに流すんやー」とか思って見てたら、近くにいた人が「あれは死者が身につけてた貴金属とか、金目の物を探してるんだよ」と教えてくれました。なるほど、そういう目的でザルでこしてるのか。

もうインド人が何やっていようと、たいして驚かない自分に驚くw





そしてまた洗濯場。ちなみにこちらが上流です。下流では火葬場から灰を流し、また洗濯場があり、沐浴場があり、また火葬場があり……ガンガー沿いに延々と人の営みが続いています。

今気付いたけど、昨日ガンガーに入った後、ハーフパンツや指が黒くなったのは、灰の色が付いたからなのかな?

それに気付いても、あまり不快じゃないのは、僕がインドに毒されてきているからなのか。









洗濯物干してある風景が、すごく様になるなー。





まだまだガートは続く。このまま永遠に続いていくんじゃないかと錯覚するほど。





公衆トイレ……だと……!?公衆ってレベルじゃねーぞ!w

明らかに牛の物ではないウンモがいっぱいありました。





またコインを拾う子供達が。何か無限ループのダンジョンに迷い込んだ気分だ。









上の方にある建物にいた子供達。





さらに南下していると、数人の花売りの女の子達に囲まれ、買って買って攻撃を受ける。「いらない、いらない」って立ち去ろうとしたら、「じゃあ、ヘナ!ヘナやってあげる!」と言う。

ヘナとは、染料を使ったタトゥーのことで、2週間くらいで消えます。主に女性がやるものだし、値段交渉しても120ルピー以下には下がらなかったので、「いらない」と言って立ち去りました。

しばらく歩いていると、さっきの女の子達が全力で走ってきて、息を切らせながら「70!70でいいから!」と言う。なんかここまでされると、まあいいかーって気になっちゃう。子供としての武器をわかってやがるw





結局やってもらうことに。





あらやだ、カッコイイ……。





露店でチャイ飲んで。





帰りは路地から。


このままでは永遠にバラナシに居ついてしまいそうなので、明後日にアーグラーへ向かうチケットを購入。





夜にはまたプージャーを見て。





晩ご飯にメグカフェに行ったら、奥さんが「麺、入荷したからラーメンできますよー」って教えてくれたので、塩ラーメンを注文。

メニューには載ってるんだけど、麺がなくてできないって言われてて、「ラーメン食いてー」って僕が言ってたのを覚えててくれたらしい。

麺はソバっぽい感じだったけど、久しぶりのラーメンはめっちゃうまかったです。