2011/11/19

タージマハル、アーグラー城(前編)

今日はタージマハルを見に行きます。たまには観光もしないともったいないし。





タージマハルが見える屋上レストランで昼ご飯。





今日は陽射しが強く、屋根付きの席が埋まっていたので、後からやってきたシンガポール人2人と相席。

普通に英語で談笑している自分がいて、少し驚きました。この旅の中で、だいぶ鍛えられたみたいです。

英語が母国語の人と話すと、やっぱりついていけないことも多いけどね。





そしてタージマハルへ。

入り口ゲート前の道で、子供達に「今日は入場料タダだよ!ラッキーだね!」と言われたけど、こういうバリバリの観光スポットで話しかけてくる人間は、たとえ子供でも信用ならないので、話半分に聞き流してました。

チケットカウンターが閉まっていたので、ゲート前にいた係員に「チケットどこで買えばいいの?」と聞いたら、彼も「無料だ」と、ぶっきらぼうに答える。

え、マジなの?と信じ始める僕。ちなみにタージマハルの入場料は750ルピー(1108円)とかなり高いです。

ゲートでボディチェックを受け、すんなり入場。結局、ホントにタダでした。





後から判明しましたが、世界遺産週間ということで、今日から1週間、入場無料なのだそうです。めっちゃいいタイミングで来たなー。





タージマハルを正面から。









近づくにつれ、その壮大さ、荘厳さがわかります。





こういう写真撮ってる人、かなりいました。





タージマハル内は土足禁止。





近くで見ると、壮大さよりも、その精巧さに気付きます。これはマジですごい。





左右にはモスクが。





後ろにはヤムナー川。





中に入るための列に並びました。





めっちゃ並んでたけど、20分くらいで入れました。中は撮影禁止なので写真はありません。

タージマハルという名前と、その姿は有名ですが、実際なんなのか、というところはあまり知られていないかもしれません。

少し解説すると、これは世界一豪華なお墓です。当時の皇帝が、妃のために作ったお墓。

皇帝の計画では、ヤムナー川の向こうに黒いタージを建設し、それを自身の墓にする予定だったそうですが、その前に息子によって幽閉され、没後は妃と共にここに葬られたそうです。

建物内部の中央には、その柩(ダミー、本物は地下)が2つ並んでいました。

民を苦しめ、国力を傾けてまでも愛を表現する。決して世界に受け入れられることではないかもしれないけど、そんな愛の形もあるんだと思います。





いやー、これはマジですごい。デリー行く前に寄ってよかった。

後編へ続く。