2011/11/10

善悪よりプリミティブな

10日はヒンドゥーの祭りがありました。






ガート前の道。いつもより警官が多く、ちょっとものものしい空気。そして人もむちゃくちゃ多い。






階段を降りるのも、押し合いへし合いです。マジで潰されそうになる場面も。

さっき日本人が数人「あっちから行けるかなー」とか言いながら道を引き返して行ったのは、こういうことか。でも僕はあえてこの道を行く。






いろいろ設営されてます。











いつもの倍くらいの人がいる。






昨日まで特設会場があった場所では、何か儀式が行われていました。






今日は満月。






北の方にキャンドルがたくさん飾られているという話だったので、行ってみることに。

























北側のガートは、数百メートルにわたってキャンドルが飾られていて、すごく幻想的な光景でした。






火葬場まで行って南へ引き返していると、いきなり真横で花火が上がり始めました。火花をかぶって火傷しそうになったw





上がり続ける花火、人の喧騒。祭りって感じです。






儀式はまだ続いていました。風下にいるおっちゃんは大丈夫なのかw






そしてプージャーの始まりを告げる音が鳴り響く。











今日のプージャーはいつもより豪奢な感じ。







少しずつ移動して、この時は電柱の土台(1mくらいの高さがある)の上にいました。





















まわりはインド人しかいなくて、観光客がこんなとこいてもいいもんか、少し不安でしたが、みんなすごいフレンドリーでした。

以前、インドではほとんどの人が英語できる、みたいに書きましたが、訂正が必要かも。あまり英語の通じる人はいませんでした。でも、その場のノリとボディランゲージで、十分コミュニケーション可能です。そういうのもまた面白い。






プージャーが終わった後も、今日はまだまだ催しものが続きます。






祭りは終わらない。


夕方から数時間参加しただけなのに、とんでもなく疲れました。でも、インド人達のポテンシャル、内に秘めたエネルギーのようなものを、直に感じることができました。

世界第二位の人口、IT大国としての側面を持ちながら、決して近代化はできないと思わせる街の空気。

汚くて、臭くて、嫌な人間もたくさんいて、でもそれだけじゃなくて。ここには、善悪などというものを超越した、もっとプリミティブなものが渦巻いています。

インド、やっぱり来てよかった。超面白い国です。