2011/11/03

また病院へ行ってみた(前編)

朝起きると、自分が何処にいるのかさっぱりわからなくて混乱した。もしNowhereという場所があるなら、そこにいたと思う。

目の前のドアを開けると宿のスタッフが「How you feel?(どんな感じ?)」と聞いてきた。「Better than yesterday.(昨日よりはマシ)」と自然に英語が出てきた。うん、調子は悪くない。ここはバラナシ。昨日は保険会社に電話した。今日、病院に行く。


顔を洗って、歯を磨いて、さっぱりした後、体温計を借りて熱を計ってみました。昨日は37.0度、今は36.0度。起きたばっかりだからかもしれないけど、熱は引いたみたい?

ちなみに体温計は華氏表示で、いちいち計算して摂氏にしなきゃわからないのでめんどくさいです。

午前中に保険会社から電話があり、今日の13時半に予約が取れたとのこと。

この時点では、もうだいぶよくなっていて、もう何日か休めば自然に治る感じでしたが、せっかくなので、インドの病院に行ってみることにしました。





朝ご飯も普通に食えるし、喉がまだ若干痛いのと、体が若干だるいのを除けば、体調はそんなに悪くなかったです。





宿の最上階のレストランからはガンガーも見えます。





宿の人に相談したら、病院まで連れていってくれるって話だったのでお願いしました。行きだけで500ルピー(797円)とクソ高いけど、後で保険会社に請求できるので問題ないです。





病院に到着。この街にはヤブも多いって話でしたが、宿の人に聞いたらここは大丈夫ってことでした。かなり大きな総合病院です。

受付のカウンターからしてヒンディー語表示しかなくて困ったけど、とりあえず言うだけ言ってみるかと思って、「予約してるんだけど…」と言い終わらないうちに、後ろから肩を叩かれ、やたら陽気な兄ちゃんが「こっちへ来な」というのでついて行きました。






映画に出てきそうな小さな事務室で、パスポートの確認と、保険会社への請求書なんかを書かされました。用紙はなんと日本語。プノンペンでは英語だったのに。こっちの方が簡単でいいね。




それからしばらく待合室でドクターを待ちます。この間もずっと最初の陽気な兄ちゃんが付いててくれました。

やっと順番になっても、診察室に別の患者が出入りして、なかなか診察が進まない。

聴診器当てるために服を捲り上げるときも、患者が二人ほど同席していて、白い肌が珍しいのか、めっちゃジロジロ見られました。くそう、視姦されてる気分だw

余談ですが、インド人男性はほとんどが天然パーマみたいで、髪質を羨ましがられることが多いです。

インド人はインド人ですごい様になってるし、目のまわりのクマとか、めちゃくちゃかっこいいと思うんだけどなー。やっぱみんな無い物ねだりしちゃうんですね。

そして病院内の薬局で薬を受け取ります。

血液検査の結果が出るまで、2時間以上あったので、外で暇つぶしすることにしました。





猿。





犬。





猫。





そして牛。色んな動物がいます。





病院付近には外国人の姿はまったく見当たらず、怪しげなインド人もいません。声かけてくる人も、外国人が珍しいだけみたい。少し観光地を離れるとこういう感じなのかー。それがわかっただけでも病院に来たかいあったかも。

後編へ続く。