2011/12/11

ゴア、マドガオン散策

今日はマドガオンを散策し、鉄道でコーチンへ向かいました。





おはよう。

教会の鐘の音で目が覚めました。今日は日曜か。

宿のおっちゃんが駅までバイクで送っていってくれるって話だったけど、「教会に行かなきゃいけないから、昼からでいい?それまで部屋でくつろいでていいから」と言われたので、テレビ見ながらダラダラ。テキトーそうに見えても敬虔なクリスチャンなんすね。

正午におっちゃんが帰ってきて、バイクでマドガオン駅まで連れていってもらいました。





駅裏口。





とりあえず荷物をクローク・ルームに預けます。

チョークで直書きすんのかよw レインカバーしててよかった。













駅構内の様子。









同じレストランで、中は繋がってるのに、ベジとノンベジで入り口が分かれてる。

とりあえずノンベジの方に入ってみた。ってこれ食券システムか。

カウンターで先にメニューを見てクーポンを買い、席に付いて店員に渡します。





エッグカレーと昨日食い切れなかったパン。でもまた食い切れなかったので、残った分は物乞いの人にあげました。





とりあえず外に出てみた。暑い……。





バスでマドガオンの中心部へ行こうと思ったけど、暑すぎるので駅に退避。こんな強烈な陽射しの中で街歩きなんて無理。





というわけで駅構内をブラブラ。





SERVER DOWN。実にインドらしい光景。





あ、こんなんあるんや。






3時過ぎて、陽射しがマシになってきたのでバスに乗ろうと思ったらまたこんなんwww

満員ってレベルじゃねーぞ!www

「Crazy(ヤバイ)」はよく使うけど、「This is insane(マジキチ)」とか初めて言ったわ。





まわりにいたインド人が、「この辺りが街の中心部」って教えてくれたので下車。





公園があったので散歩。ここら辺には観光客がおらず、外国人が珍しいのか、よく話しかけられます。





ピンクの花……と思ったら葉っぱやった。黄色の部分が花か。









ブラブラ街歩き。シャッター閉めてるとこが多い。ちょっとさびれ気味。





クソ暑い中で食うアイスがうまい。





地図なんてなくてもわりといけるもんだね。





陸橋の上から。






レストランがあったので入ってみた。小エビのカレー、ライス、ミネラルウォーターで130ルピー(188円)

めちゃくちゃ辛かったけど、うまかった。

食後、店の前で座って休んでたら、また「石けん付いて(略」もうええっちゅうねん!w





あ、バイクタクシー・スタンドがある。正規のバイクタクシーは、車と同じく黒と黄なのか。

珍しかったので乗ってみた。マドガオン駅裏口まで30ルピー(43円)





駅裏側をブラブラ。





うまいかい?









この辺、僕が子供の頃に住んでたところに似てて、なんかちょっと懐かしい気持ちになりました。お察しの通り、あまりいいとこの生まれじゃないですw





「これがレストラン……?」って思う人は、大阪の西成に行ってみるといい。これよりも粗末な、骨組みに透明のビニールシート被せて、椅子を置いただけの店がいくつもあるからw

何年か前に「強制撤去」みたいなニュースを見たから、今はもうないかもしれないけど。でも西成で強制撤去なんて、果たしてできるんだろうか。

ふと思ったけど、「インドに行きたいけど怖い」って人は、西成で度胸試しするのがいいかもしれません。

道端のゴミや、住人のテキトーさ加減とか、似通った雰囲気があるし、危険度もどっこいどっこいぐらい。

ただ、夜になるとヤーさん関係とか毛色の違う人種が出てくるので、出歩くのはやめておいた方がいいです。

昼はわりと普通に歩けます。まあ、道端で丁半賭博やってたり、なぜか交差点で一日中突っ立ってるヤツがいたり(薬の売人)、ケンカして頭から血流してるヤツがいたりするけど、とっても楽しいよ!USJなんかよりもっとスリリングでエキサイティングな体験ができるよ!





話を戻して、列車は19:35発で、まだ時間があるので、バーに入ってみました。

インドでビール飲むのはこれが最後かなー。ゴア以外は高いんだろうし。





1時間前になったので、駅に行ってみたら真っ暗。また停電かよw





あ、復活した。

駅員にプラットホーム番号を聞いて、移動していると、パナジの鉄道予約センターで会ったイギリス人夫婦に再会。僕と同じ列車でした。そういや、彼らもコーチンに行くって言ってたっけ。

列車を待ちながらベンチでボケーっとしていると、隣に座ってたムスリムの女の子達から「アリガトウ」って言葉が聞こえてきました。

おもわずそっちの方を見てみると、「やった!」みたいな感じで喜んでる。話を聞いてみると、いろんな国の単語を並べてたんだと言う。

ああ、なんか短いフレーズが行き交いしてるなーと思ってたけど、特に気に留めてなかった。

他の言語は雑音にしか聞こえないのに、そんな中でも日本語が混じると、意味を持った単語として脳が反応する。なかなか興味深い体験でした。

彼女達はマレーシアから来たそうです。「のだめ」が好きらしく、「ぎゃぼー!」とか「チアキセンパイ!」とか言ってましたw やてらハイテンションw






列車は40分ほど遅れて到着。「お、わりと早いやん」って思ってしまう僕は、インドに毒され過ぎなのかもしれない。

今回もエアコン付きの2段ベッドにしました。マドガオン駅19:35発、エルナクラム・ジャンクション駅翌10:00着。1467ルピー(2129円)

Tatkal Ticket(緊急チケット)なので、200ルピー上乗せされてます。ウェイティングリストのまま、乗れるか乗れないかわからない(つまりキャンセル待ち)とか嫌だったし。





若干高いけど、これにして正解でした。前回ほど豪華じゃないけど、コンセントあるし。

なにより南インドはエアコン付きじゃないと、たぶん無理。昼はカラッとした暑さですが、夜は気温こそ下がるものの湿度が上がるので、不快度は夜の方が大きいのです。

ベンチで座ってる間もジメジメした暑さに汗かきましたが、車内に乗り込んで生き返りました。





でも逆にお亡くなりになったものが一つ。ホームレス時代から使ってたCASIOの腕時計。最近調子悪かったけど、ついに逝きました。

値段の割にタフで正確なニクいヤツだったのに。ムチャしやがって……。(敬礼)

これはもう南インドでは時間なんか気にすんなよってことだと思い、これからは腕時計ナシでいくことにしました。時間の確認もアラームも、iPod Touchで事足りるしね。