2012/01/06

インド最南端、カニャークマリへ(前編)

今日はバスでコヴァーラムからカニャークマリへ移動し、街を散策しました。





朝の路地。ヤシの木の間から差し込む光が綺麗。





ちょっと早く来すぎたのでチャイを一杯。新聞は……読めねぇ。





バススタンドへ。

来るバス全部に「カニャークマリ?」って聞いてたからか、本命のバスが来たときに、まわりの人が教えてくれました。





コヴァーラム〜カニャークマリ、70ルピー(101円)

バスはいつも通りのオンボロバスです。





どうもトリヴァンドラム経由みたいで、しばらく北へ向かって走りました。









こういう張り紙がいたるところにあります。IT大国としての側面が垣間見える。





そして田舎道を南へ。





ケーララ州とタミルナードゥ州の州境を越えたあたりから文字が少し変わった気がして、隣に座ってたインド人のおっちゃんに聞いてみたら、これがタミル語なんだそうです。





山が多い。隣のおっちゃんが、写真撮るポイントとか親切に教えてくれました。(バスは結構スピード出てるので、前もって構えてないと撮れない)





鉄道。





ナーガルコイルのバススタンドに到着。





今日もいい天気。そして暑い。

バスにエアコンなんて付いてないけど、窓からの風があるので汗かくほどじゃないです。













そしてまた田舎道。





なんかすごい夏を感じる。雲のせい?





まあ実際暑いわけですが。





カニャークマリの街中にあるバス停に到着。

バスはこの先のバススタンドまで行くけど、ほとんどの人がここで降りてたし、車掌が「カニャークマリ、カニャークマリ」って連呼してたので、乗り過ごすことはありませんでした。

コヴァーラム9:50発、カニャークマリ13:20着。3時間半の旅。





ガイドブックに載ってる宿はちょっと高めだったので、バス停にいた客引きに紹介してもらいました。

バス停から徒歩2分だけど、陽射しがマジキチレベルで死ぬ。さすがインド最南端。






こんな高い太陽、初めて見た。













ファンのみ、水シャワー、Wifiなし、テレビ付き。400ルピー(582円)。シーツに穴空いてたりするけど、この値段にしては綺麗。

北インドだと客引きは信用ならない奴が多かったけど、南はこういう感じで宿を見つけた方が、いいとこに安く泊まれるのかもしれない。





宿の名前はホテル・クリシュナ。

メインロードからホテル・シービューに向かう坂道を下ったところ。





そして散策開始。呆れるほどに快晴。





坂の向こうに海が見える。東の方角だからあれはベンガル湾か。





ミールスが安く食べられるところで昼ご飯。





バナナの葉。





その上におかずが三品。





そしてご飯。これで30ルピー(43円)





iPod Touchを取り出してミールスの写真撮ってると、「なんだなんだ」ってざわつき始めてワロタw





店の人達。英語は片言な感じ。

州を越えたからか、街の雰囲気がガラッと変わった気がします。

ケーララ州では、学があって育ちの良さそうな人が多く、どこに行っても流暢な英語を話す人ばっかりでした。物乞いも見かけなかった。

ここタミルナードゥ州は、バラナシやオールドデリーのような泥臭い感じが戻ってきて、物乞いもまた見かけるようになった。

バスで3時間ほど走っただけで、こうも変わるとは。面白いです。

後編へ続く。