2012/01/13

ティルチィ、寺院巡り(後編)

寺院巡り、後編。





次もまたオートリクシャーで行こうと思ったけど、運ちゃんに英語がほとんど通じなくて困った。

運ちゃんが近くにいた知り合い(?)に助けを求めたら、「なんだなんだ」と10人くらい集まってきたw

何人か英語が通じる人がいたので、価格を聞いてもらったら100ルピー(149円)だと言う。高えよw





でも交渉するのもめんどかったので、バス停の位置を聞き、バスで行くことにしました。






また人に聞きまくって、目的地へ行けそうな感じのバスに乗り込む。4ルピー(6円)





乗り合わせたインド人達と雑談しながら……。





川を越え……。





ロック・フォートに辿り着いた。向こうに見える岩山がそう。





塔門はちっちゃい。





岩山の中へ。





入場料とカメラチケットで23ルピー(34円)





階段を登ります。





シヴァ神を祀る寺院(ヒンドゥー教徒のみ入場可)を過ぎると、屋外へ出ます。





さらに階段がある。





それを登ると岩山の頂上。

頂上にはガネーシャを祀る小さな寺院があり、展望台を兼ねています。









展望台からの景色。





左奥の川向こうに見える台形型の建造物は、最初に行ったランガナータスワーミ寺院の南門です。あんな遠くからでも、はっきりとその存在を主張しています。













帰り際に出会った男の子達。

一人旅の東洋人って話しかけやすいんかなーと、今更ながらに気付いた。





岩山の入り口のとこでなんかやってた。





これで行きたいとこは全部まわったので、後は街をブラブラ。





ちょっとよさげな衣料店に入ってみたり。





おっちゃん達と雑談したり。





これから中距離をバスで移動するので、軽く昼ご飯。そんなときはやっぱりインド料理のファストフード、マサラ・ドーサーやね。

それとグレープのフレッシュジュースで67ルピー(100円)





こういう安食堂で食べるのも、下に敷かれたバナナの葉も、右手で食うのも、すっかり当たり前になってきている自分がいることに、ふと気付いた。

最初はめっちゃとまどいまくってたのに、慣れって恐ろしい。


そしていったん宿に戻って休憩。今からどこへ向かうかを検討しました。
ルートは2つ。

一つは、まっすぐ北上して ビルプラムでバスを乗り換え、一気にポンディチェリーへ入るルート。

もう一つは、東へ迂回し、いくつかの街で宿泊しながら、寺院や遺跡を見てまわった後で、ポンディチェリーに入るルート。

南インド独特の様式の寺院は、マドゥライとここで十分見れたし、遺跡もポンディチェリーの次の街でたくさん見られるので、前者のルートで行くことにしました。





というわけで再びバススタンドへ。





チェンナイ行きのバスでいいはずだけど、たくさんあり過ぎてどれがいいのかわからない。

車掌が何か連呼してる、今にも発車しそうなバスを選び、一応「ビルプラム?」と確認して、乗り込みました。





あ、あれ?いつものオンボロバスじゃない!


いや、オンボロはオンボロだけど、シートがフカフカだったり、リクライニングできたり、今まで乗ったバスの中でもトップクラスの乗り心地。こりゃいいわ。





ティルチィ〜ビルプラム、120ルピー(179円)





そしてバスはバイパス道路をひた走る。





ティルチィからチェンナイまでは300kmちょいみたい。わりと近いやん、って思ってしまう辺り、なんか感覚がおかしくなってきてるかもしれない。





ちょっと休憩。





こういう、雑な感じのパッケージのポテチは安い。15ルピー(22円)

ちゃんとしたのは25ルピー(37円)くらい。





そろそろ日が落ちる。





ビルプラムのバススタンドに到着。14:50発、18:10着。3時間20分の旅。

また人に聞きまくって、ポンディチェリー行のバスに乗り込みます。15ルピー(22円)





そしてやっと、ポンディチェリーのバススタンドに到着。18:20発、19:50着。1時間半の旅。





街の中心部までは遠いので、オートリクシャーで。

久しぶりにふっかけられました。たぶん70〜80ルピーくらいの距離で、最初150ルピーって言ってた。なんか懐かしいわ。

100以下に下げるのが面倒だったので100ルピー(149円)で妥協。なんかもう、あんま気にするのもアホらしいし。

ガイドブックに載ってた安宿に行ってもらったけど満室。オートリクシャーの運ちゃんが「近くにいいとこある」と言うので、連れて行ってもらったら……めっちゃ高いとこだったw

正確な値段は覚えてないけど、「thousand」という単語が聞こえた時点で踵を返しました。

1泊225ルピーの宿に泊まろうとしてた人間をこんなとこ連れてくんなよwww普通に考えて無理だろwww

不幸中の幸いというか、二番目に目を付けてた宿の近くだったので、徒歩でその宿へ。













宿の名前はカーンチー。ファンのみ、ホットシャワーあり(タンク式)、Wifiなし。綺麗でもなく、汚くもなく。

マドゥライで泊まったとこが最強レベルに汚かったから、もうどんなとこでも耐えられるわ……。

だいぶ北上して、夜は少し冷えるようになってきたからホットシャワーがありがたい。

そして長い一日が終わる。