2011/11/02
バラナシへ(前編)
今日はブッダ・ガヤーからバラナシへ移動しました。
寝付いたのが深夜の1時頃。腕時計のアラームをセットし忘れてて、宿のスタッフに「オートリクシャー来たよ」って言われて起こされました。
それから急いでパッキングして、宿を発ったのが4時20分。ここから駅まで20分くらい。汽車の発車時刻は5時。
コルカタは始発駅だから時間通りだったけど、ここは途中駅なんだし、どうせ遅れるっしょ、とか思ってたのが大間違い。後で大変な思いをすることになるのでした。

オートリクシャーが行く道は、来た時の道とは違う道で、なんでか聞いてみたら、祭りがあって混雑してるから、別の道から行くのだと言う。そういやそんな話も聞いてたけど、こんな朝方もなのか。

駅に近づくにれ、確かに道はとても混雑してきて、発車時刻に間に合うかどうか心配になりましたが、なんとか10分前に到着。

どうせ汽車は遅れる。そんな風に考えていた時期が、僕にもありました。
案内所を発見するまでに5分。チケット見せたら「あの列車だよ」と言う。もう来てんのかよ!やばいよ!
席番号は確認してなかったので、すぐに調べてもらい、お礼を言いつつダッシュ!
しかしインド鉄道の車両の長さはハンパない。自分が乗るべき車両を探すのにも、5分以上かかるなんて当たり前の世界。当然間に合わず、汽笛の音は無情に鳴り響き、列車は動き出す。
とりあえず乗っちまえ!と、開け放してある扉から、走り出した列車に飛び乗る。
その辺にいたインド人に席を聞いてみたら、もっと前の車両だと言う。人混みをかき分け、車両間を移動するも、途中で行き止まり。
どうすっかなーと思ってたら、近くにいたインド人が「次の駅で移動すればいいよ」と教えてくれました。

しかも、扉が開かず(全部が全部開け放してある訳ではない)、困ってたら開けてくれました。列車の中で会うインド人、マジ優しい。
小さな薪みたいなものを持ったおっちゃんが、「俺も車両移動するから着いてこい」と言うので、おっちゃんを追いかける。が、停車時間内に目的の車両までは辿り着けず、とりあえず適当な車両にまた飛び乗る。

「また次の駅で移動するからちょっと待ってろ」と言い、薪を売り出すおっちゃん。ちなみに薪ではなく、歯ブラシでした。
それを買ってた青年が使い方を実演で教えてくれて、磨き終わった後の真っ白な歯を自慢げに見せてました。
こういうトラブルも、思いがけない出会いがあったりして、悪くはないなって思います。

トイレはこんな感じ。
で、また次の駅でダッシュ。なんとか目的の車両まで辿り着けました。
歯ブラシ売りのおっちゃんに何回もお礼言ったけど、彼は「なんてこたないさ」とでも言う風に肩をすくめてみせるだけ。その仕草がとても印象に残ってます。
車両の中ほどは暗くて(すでにみんな寝てるので電気消してる)、自分の席を探すのにも一苦労でしたが、このボックス辺りだろうというところで、近くにいたインド人が電気付けてくれました。なんでみんなこんな優しいの?それとも観光地にいるインド人がいやらし過ぎるだけなの?

朝の車内の様子。みんな和気あいあいとしてる。
向かいに座ってた人に「どこ行くの?」って聞かれたから、「バラナシ」って答えたら、「一人で怖くない?」って言われました。現地人にとっても、バラナシは危険なところみたいです。



そして列車は走り続け…。


聖なる川、ガンガーを渡ります。



バラナシの街を車窓から。

バラナシ駅に到着。

なんで駅構内に牛がいるんだよwイミフすぎんだろwww

やたら安い値段を言ってくるオートリクシャー(コミッション目当て)をあしらいながら、プリペイドタクシーのカウンターを発見。

でも少し離れたところにオートリクシャーのプリペイドカウンターがあったので、そっちにしました。
料金表には目的地まで60ルピーと書いてあったけど、手数料で5ルピー必要らしい。
カウンターの人間に100ルピー札渡したら「え?くれるの?」とか言いながら、胸ポケットに入れやがる。正規のカウンターでもこんなんなのかよw
しかしいちいちこんなのでイラついてたらインドは楽しめない。胸ポケットから100ルピーを奪い返し、65ルピーきっちり払いました。あんまり細かいの使いたくないのに…。
余談ですが、インドでは細かい釣りが出ないように要求されることが多いです。大きなお札を拒否される、というのならわかるけど、たとえば水を買って、12ルピーの支払いに20ルピー出したら、「2ルピー、チェンジ(10ルピーを2ルピーにしろ)」と言われるレベル。「持ってない」って言えば細かいの出してくれることもあるけど。
できるだけ細かいお金を確保しておきたいんですが、なかなか貯まりません。みんなどうしてるのかなー。
後編に続く。
寝付いたのが深夜の1時頃。腕時計のアラームをセットし忘れてて、宿のスタッフに「オートリクシャー来たよ」って言われて起こされました。
それから急いでパッキングして、宿を発ったのが4時20分。ここから駅まで20分くらい。汽車の発車時刻は5時。
コルカタは始発駅だから時間通りだったけど、ここは途中駅なんだし、どうせ遅れるっしょ、とか思ってたのが大間違い。後で大変な思いをすることになるのでした。
オートリクシャーが行く道は、来た時の道とは違う道で、なんでか聞いてみたら、祭りがあって混雑してるから、別の道から行くのだと言う。そういやそんな話も聞いてたけど、こんな朝方もなのか。
駅に近づくにれ、確かに道はとても混雑してきて、発車時刻に間に合うかどうか心配になりましたが、なんとか10分前に到着。
どうせ汽車は遅れる。そんな風に考えていた時期が、僕にもありました。
案内所を発見するまでに5分。チケット見せたら「あの列車だよ」と言う。もう来てんのかよ!やばいよ!
席番号は確認してなかったので、すぐに調べてもらい、お礼を言いつつダッシュ!
しかしインド鉄道の車両の長さはハンパない。自分が乗るべき車両を探すのにも、5分以上かかるなんて当たり前の世界。当然間に合わず、汽笛の音は無情に鳴り響き、列車は動き出す。
とりあえず乗っちまえ!と、開け放してある扉から、走り出した列車に飛び乗る。
その辺にいたインド人に席を聞いてみたら、もっと前の車両だと言う。人混みをかき分け、車両間を移動するも、途中で行き止まり。
どうすっかなーと思ってたら、近くにいたインド人が「次の駅で移動すればいいよ」と教えてくれました。
しかも、扉が開かず(全部が全部開け放してある訳ではない)、困ってたら開けてくれました。列車の中で会うインド人、マジ優しい。
小さな薪みたいなものを持ったおっちゃんが、「俺も車両移動するから着いてこい」と言うので、おっちゃんを追いかける。が、停車時間内に目的の車両までは辿り着けず、とりあえず適当な車両にまた飛び乗る。
「また次の駅で移動するからちょっと待ってろ」と言い、薪を売り出すおっちゃん。ちなみに薪ではなく、歯ブラシでした。
それを買ってた青年が使い方を実演で教えてくれて、磨き終わった後の真っ白な歯を自慢げに見せてました。
こういうトラブルも、思いがけない出会いがあったりして、悪くはないなって思います。
トイレはこんな感じ。
で、また次の駅でダッシュ。なんとか目的の車両まで辿り着けました。
歯ブラシ売りのおっちゃんに何回もお礼言ったけど、彼は「なんてこたないさ」とでも言う風に肩をすくめてみせるだけ。その仕草がとても印象に残ってます。
車両の中ほどは暗くて(すでにみんな寝てるので電気消してる)、自分の席を探すのにも一苦労でしたが、このボックス辺りだろうというところで、近くにいたインド人が電気付けてくれました。なんでみんなこんな優しいの?それとも観光地にいるインド人がいやらし過ぎるだけなの?
朝の車内の様子。みんな和気あいあいとしてる。
向かいに座ってた人に「どこ行くの?」って聞かれたから、「バラナシ」って答えたら、「一人で怖くない?」って言われました。現地人にとっても、バラナシは危険なところみたいです。
そして列車は走り続け…。
聖なる川、ガンガーを渡ります。
バラナシの街を車窓から。
バラナシ駅に到着。
なんで駅構内に牛がいるんだよwイミフすぎんだろwww
やたら安い値段を言ってくるオートリクシャー(コミッション目当て)をあしらいながら、プリペイドタクシーのカウンターを発見。
でも少し離れたところにオートリクシャーのプリペイドカウンターがあったので、そっちにしました。
料金表には目的地まで60ルピーと書いてあったけど、手数料で5ルピー必要らしい。
カウンターの人間に100ルピー札渡したら「え?くれるの?」とか言いながら、胸ポケットに入れやがる。正規のカウンターでもこんなんなのかよw
しかしいちいちこんなのでイラついてたらインドは楽しめない。胸ポケットから100ルピーを奪い返し、65ルピーきっちり払いました。あんまり細かいの使いたくないのに…。
余談ですが、インドでは細かい釣りが出ないように要求されることが多いです。大きなお札を拒否される、というのならわかるけど、たとえば水を買って、12ルピーの支払いに20ルピー出したら、「2ルピー、チェンジ(10ルピーを2ルピーにしろ)」と言われるレベル。「持ってない」って言えば細かいの出してくれることもあるけど。
できるだけ細かいお金を確保しておきたいんですが、なかなか貯まりません。みんなどうしてるのかなー。
後編に続く。