2012/01/23

食べ物や街のランキング

半年の旅の中で行ったところや食べたもののランキング。

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【食べ物】




1位 フィッシュステーキ(ラオス)

ラオス、シーパンドーンのコーン島にある、パンズ・ゲストハウスの向かいに併設されているレストランのフィッシュステーキは絶品でした。あれを食べるためだけにでも、もう一度シーパンドーンに行きたいくらい。これに限らず、ラオスは全体的に食べ物がおいしかったです。





2位 スチームド・エレファントイヤー(ベトナム)

象の耳と呼ばれる大きい魚です。たぶんベトナム南部の観光地ならどこでも食べられるはず。僕はミトーのヤシ教団の寺近くにあるレストランで食べました。クリスピーの方も食べたけど、スチームドの方が断然おいしいです。





3位 アルーマサラ、バターナン(インド)

アルー=ジャガイモなので、ジャガイモカレーのこと。これとバターナンの組み合わせが一番おしいかった。特にコヴァーラムのレストランで食べたものは絶品でした。
※レストランへの行き方はこの記事を参照



【飲み物】




1位 ラオスコーヒー(ラオス)

ラオスのパークセーで飲んだ、挽きたてコーヒー。ちょっと店の名前は忘れちゃったけど、パークセーで入ったカフェはどこもコーヒーがおいしかったです。今まで僕が飲んできたコーヒーの中で1位だと断言できるレベル。冷たくなっても酸味が増さず、風味が保たれてるのがすごい。これを飲むためだけに、もう一度パークセーに行きたいくらい。





2位 ビアシン(タイ)

タイのちょっと他より高いビール。僕が今まで飲んだビールの中で1位だと断言(略)。高いと言っても日本からすればめちゃくちゃ安いので、なんぼでも飲めます。これ以上のビールに出会える気がしない……。





3位 ビアチャーン(タイ)

ビアシンが最高のビールなら、こっちはちょっと庶民的な、毎日飲みたい感じのビール。いくら飲んでも飽きない味です。



【観光地】




1位 アンコールワット(カンボジア)

東南アジアに行くなら、絶対この遺跡群は見ておいた方がいい!と、多少ウザがられてもお勧めしたいレベル。ただ、これを最初に見てしまうと、他の遺跡を見たときショボく見えてしまうのだけが難点。





2位 タージマハル(インド)

インドに行くならこれだけは(略)とお勧めしたいレベル。人類がこれほど豪奢で壮大な建造物を作れるものなのか、と我を忘れて見入ってしまいました。





3位 クリシュナのバターボール(インド)

人に勧めたりはできないけど、個人的にはかなり好き。こういう超自然的な光景は、目にするだけで何がしか感じるものがあります。まわりではしゃぐインド人達との交流も楽しい。



【もう一度行きたい街】




1位 シーパンドーン(ラオス)

バンガローの宿でハンモックに揺られながらビールを飲む。涼しげな風が、開いた本のページをめくる。目の前に流れるのはメコン川。レストランでは猫が膝の上に乗ってくる。道を歩けばいろんな動物と出くわす。水牛、鶏、豚、犬。子供達がビー玉や縄跳びで、無邪気に遊んでる。夕暮れ空は、かつて見たことがないほど綺麗で、夜空は天の河がはっきりと見えるほどに透き通っている。今でも目を閉じれば鮮明に思い出せる、あの満ち足りた日々。あれほど心休まる場所を、僕は他に知らない。





2位 バラナシ(インド)

迷路のような狭い路地を歩けば、必ずどこかで牛に出くわす。最初は驚くかもしれない、怖いかもしれない、道を引き返してしまうかもしれない。でもきっとすぐに慣れる。牛がかわいく思えてきたなら、もうバラナシほど面白い街はないと感じているはず。牛糞だって、ハエだって、猿だって、なんでも来いだ。そしてガートに出ればまたいろんな人間に出くわす。あやしい人、そうでもない人、沐浴する人、修行僧、階段に座ってガンガーを眺める人。そんな人々と関われば、たぶん嫌な思いもたくさん経験する。でもそれ以上の何かを、きっと感じているはず。この街に渦巻くのは、善だとか悪だとか、そんなものを超越した、もっとプリミティブなものなのだから。





3位 コヴァーラム(インド)

ゴアはあまり好きになれなかったけど、ここのビーチは何故かお気に入り。観光地化されてるリゾート地という意味では同じなのに、なんでだろ?たぶん州が違って、人や街の雰囲気が違うからだと思う。考えてみると、ケーララ州に入ってからの街は全部お気に入り。コーチンも、アレッピーも、コーラムも、トリヴァンドラムも、そしてコヴァーラムも。この州全体に流れるゆったりとした空気もいいし、そこで出会う人々もいい。北インドの騒がしさに疲れたら、ぜひケーララへ。きっと荒んだ心を癒してくれるはず。

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こうして書き出してみると、意外にもラオスが上位を占めていることに驚きます。

ラオスは今回の旅の中でも、本当に「ついで」という感じで、実際、ベトナムからラオスに入ったときは、「めんどくさいし、タイに通り抜けるだけにしようか」とか考えてました。

他の旅行者に話を聞いても、「Beautiful nature(自然が美しい)」って答えしか帰ってこないし、街歩きが好きな自分としては、全然期待してなかったのに、これほどいい国だったとは。

今回は行けなかったけど北の方も行ってみたいし、また南部も行きたいし、今度はスケジュールに余裕持って、ラオスを縦断したいです。