2011/11/17

さよなら、バラナシ

今日はついにバラナシを出て、アーグラーへ向かいます。結局、半月も滞在してしまいました。





今日でこの風景ともお別れです。

牛のフンだらけの路地裏、狭い道を元気に駆ける子供達、ガートで出会った怪しいインド人、優しいインド人、人々の営みを見守りながら雄大に流れるガンガー。

汚くて、臭くて、嫌なこともたくさんあったけど、ここは、僕の大好きな街になりました。

絶対また来るからなコノヤロウ!













メグカフェでご飯。最後なので豪勢にいってみました。唐揚げ定食、卵焼き、味噌汁と水で320ルピー(487円)

ここにも大変お世話になりました。日本食に飢えていた僕にとっては、まさに救世主的存在でした。





列車の発車時刻まではかなり時間があったので、ネットカフェでブログの整理したり、日本のニュース読んだり。





オートリクシャーとの交渉の結果、来たときと同じ60ルピーでいけたけど、やっぱり途中で乗り合わせの客を拾いやがるw乗り合わせなら安くしろボケwww





バラナシ駅に到着。





猿に絡まれてる人がいたw





今回も遅れなく、時間通りに発車するようです。





今更ながら時刻表を入手。どこで買えばいいのかわかんなくて、4ヶ所ほどたらいまわしにされたw

インドの路線は複雑で、最初はとっつきにくかったけど、読み方がわかってしまえば、すぐ慣れました。かなり作り込んであるのがうかがえます。

プログラマの性なのか、こういう幾つもの要素が絡み合った情報に触れると、どうやってシステム化してやろうか、という考えがまず浮かんでしまいます。





列車はもう来ていたので、自分の乗るべき車両を探します。





しかしいつもながら長い…。何両あるのさ。





なんとか無事に自分の席を発見。今回も3段ベッドです。

外国人枠で取ったからか、同じボックスの5人は全員欧米人でした。

「チャイー、チャイー」とヤカンを持って車両を歩くチャイ売りの姿も、もう見慣れた風景になりつつある。





そろそろ寒くなってきたし、ファン止めようか、という話になったけど、なぜか電源が切れない。蛍光灯も切れない。壁にスイッチあるのに、まったく操作出来ないw

まわりのインド人に助けを求めたけど、彼らにもわからないみたいでした。車両が多過ぎて、どこに車掌がいるかなんてわかんないし、結局、ファンも蛍光灯もそのままにして寝ることになりました。





途中の停車駅でまたチャイを飲んで、冷えた体を温める。





だからなんでホームに牛がいるんだよwww





みんなその辺にゴミ捨てまくるので、線路内も汚い。こんなんでよく脱線しないよなー。





深夜、上で寝てた欧米人が寒さに耐えられなくなったようで、見回りに来た車掌を呼び止めて「どうにかしてくれ」と抗議。

車掌は「次の停車駅でなんとかする」って言って、とりあえずの応急処置として、ファンに布を巻いていきました。だいぶマシになったかも。





で、その車掌、停車駅でどうしたかというと、なんと配線をブチ切りましたwww

いや、うん、ファンも止まったし、蛍光灯も消えたけどさ……うん。

車掌が去った後、欧米人達と爆笑。いやー、やっぱインドはハンパないわ。


そんな笑い声を道連れに、夜行列車は荒野をひた走る。